TECHNOLOGY 02
気密性・断熱性・吸音性を高いレベルで実現する断熱材
アクアフォーム(泡断熱材)
泡断熱って何?
耐熱性・気密性って何だろう?
季節で異なる断熱材の役割
- ● 冬場の場合
- 熱は高い方から低い方に移動します。しっかりした断熱性能や気密性能がないと、暖かい室内から寒い屋外へ熱が逃げていきます。
- ● 夏場の場合
- 熱は逆に低い方から高い方へ移動します。涼しいエアコンの前から、暑い屋外へ・・・。昔の古い木造住宅では、約8割の熱が逃げて行くと言われています。 この熱の逃げ道をふさぐのが断熱材の役割です。
多くの断熱材は、その素材の中にある小さな無数の空気のかべ(小部屋)によって、熱が逃げていくのをくいとめる仕組みになっています。 また、断熱性能を上げるためには隙間をなくさねばなりません。断熱材の性能だけでなく気密性も高め、熱の逃げ道を遮断する事が、今の住宅には求められています。
基礎断熱で底冷えを防ぎ、また屋根断熱で熱ごもりを防ぎます。
高気密・高断熱をアクアフォームが実現します!
アクアフォーム6つの特徴
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水の力で発砲
有害なガスを使わず、水の力で膨らみます。
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地球と人にやさしい
99%が空気。ホルムアルデヒドは含まれていません。
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現場で吹き付け
隙間を生まない、扱いやすく確実な施工性。
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長い耐久性
家の大敵「湿気」から、長く住まいを守ります。
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外からの騒音を軽減
生活音の漏れも大幅に低減させます。
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驚きの断熱性と気密性
夏は涼しく冬は暖か。屋根裏収納も快適に。
アクアフォームQ&A
よくあるご質問にお答えします
- Q1 どこに使うの?
- 建物の一番下のところ=「基礎」からぐるりと、建物 の一番高いところ=「屋根」の真下まで、家をやさしく、すっぽりと包みこみます。
- Q2 耐久性は?
- アクアフォームを代表とする発泡ウレタンフォームは 実はすでに長い歴史を持った素材です。 そして、他の繊維系の断熱材と異なり、壁の中で湿気 を吸って性能が劣化することなく、とてもすぐれたそ の断熱性能を長い間保ってくれます。
- Q3 断熱性が高いメリットは?
- 一般的なこれまでの住宅に比べ、年間のエアコン消費 電力が約1/3も削減でます。 また、底冷えや部屋によって温度差が生じるヒートシ ョックも軽減できるため、お年寄りや冷え性の方にも 安心・快適な住まいであるといえます。
- Q4 気密性は?
- 現場で膨れる断熱材だから気密性は抜群です。 どんな狭いところにだって自分で膨らんで隙間を作りません。
- Q5 燃えないの?
- アクアフォームは火に対してもとても優れた性能を持っています。スチレンフォーム等の断熱材は、約80°Cで変形が始まり、やがて液化し、火が着けば一気に燃え上がります。アクアフォームは自己消火性能を持っています。バーナー等で火を当てても炭化しますが、燃え上がったりはしません。住宅で安心して使える断熱材です。
- Q6 シックハウスが心配だけど?
- 悪い影響はありません。むしろ他の断熱材よりも良い影響があります。一般的に断熱材として使用されている繊維系断熱材は湿気を吸収しやすいため、カビが発生しやすく、またカビはダニの餌になるため、必然的にダニが発生します。喘息やアトピーなどシックハウス症候群の大きな原因の一つが、カビやダニの死骸であると考えられています。アクアフォームは食器用スポンジやソファーと同じ素材であるため、ホルムアルデヒドを全く発散しない安心の素材です。
さらに!遮熱材シルバーウォールと
組み合わせたWバリア工法!
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A
現場発泡断熱材
アクアフォーム住宅の屋根から基礎まで家全体を丸ごと覆い、現場で発泡させて吹き付ける断熱材です。 自己吸着力によって躯体との間に隙間ができにくく、長期間にわたって優れた気密性・断熱性を発揮します。 そのため、省エネルギー効果が高く、建物の冷暖房に必要な光熱費を大幅に削減します。 基礎には断熱性能を確保しつつコンクリートに適した防湿性能の高い「アクアフォームNEO」を採用しています。
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B
遮熱タイプ換気スペーサー
アクエアーシルバー屋根は建物の比率からすると面積も広く、太陽からの陽射しを直接受ける場所です。屋根から直接侵入してくる太陽の熱を反射することは、 快適な室内環境を考える上での大きなポイントとなります。蒸着されたアルミにより、赤外線を反射し放射熱(輻射熱)を抑えます。
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C
透温・防水・遮熱シート
アクアシルバーウォールS屋根は建物の比率からすると面積も広く、太陽からの陽射しを直接受ける場所です。屋根から直接侵入してくる太陽の熱を反射することは、 快適な室内環境を考える上での大きなポイントとなります。蒸着されたアルミにより、赤外線を反射し放射熱(輻射熱)を抑えます。
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D
アルミ樹脂複合断熱サッシ
遮熱Low-Eペアガラス外壁面に受けた太陽の熱は直接室内に侵入してきます。アルミで太陽光線中に含まれる赤外線を反射することで、室内へ侵入する熱量を大幅に低減させ、室内の温度上昇を抑えることができます。これによって、冷暖房負荷を大幅に低減でき、省エネルギーにつなげられます。